四十肩・五十肩(肩関節周囲炎)について
四十肩・五十肩の
痛みから回復へ
医学的根拠に基づいた保存療法が、
四十肩・五十肩の痛みに有効です
現在の肩の痛みはどの程度ですか?
四十肩・五十肩とは
肩の痛みと制限で日常生活に支障をきたす症状
四十肩(肩関節周囲炎)は、40~70歳の方に多く発症する肩の痛みと運動制限を主とする症状です。国際的には「凍結肩」または「癒着性肩関節包炎」(Frozen Shoulder / Adhesive Capsulitis)と呼ばれています。
主な特徴
- 急性の痛み: 特に夜間に強い疼痛が出現します
- 進行性の制限: 肩の動きが時間とともに悪くなります
- 長期経過: 12~42ヶ月にわたる自然経過を辿ります
- 年齢・性別: 平均発症年齢は55歳、女性がやや多い傾向
- 早期対応が重要: 早期の適切な運動療法で回復を早めることができます
四十肩・五十肩の症状
🌙 夜間痛
特に夜間に強い痛みが出現し、寝ることが難しくなります。これは初期症状として重要な指標です。
📍 肩の前方・側面の痛み
肩甲骨の周囲から肩関節の前方にかけて痛みが生じます。痛みの場所は個人差があります。
🚫 運動制限
腕を上に挙げる(外転)、後ろに回す(外旋)動作が特に制限されます。
⏱️ 段階的な悪化
最初は痛みが強く、徐々に痛みが減って代わりに硬さ(拘縮)が増します。
🧥 日常生活への影響
着替え、洗顔、髪を洗うなどの基本的な動作が困難になります。
💤 睡眠障害
痛みと動きの制限により、睡眠の質が低下し、疲労が蓄積します。
四十肩・五十肩の病態生理
四十肩は、肩関節を包む関節包(かぷせる)と呼ばれる膜組織が炎症を起こし、硬くなる疾患です。以下の医学的メカニズムが関与しています。
🔬 病理学的変化
- 関節包の肥厚と炎症: MRI検査では、関節包(特にくり返し靭帯)の厚みが増し、シノビウム(滑膜)の炎症が認められます。
- 関節腔内圧の上昇: 関節液が減少し、関節内圧が異常に上昇することで痛みと制限が生じます。
- 軸関節嚢の縮小: 肩関節を支える液体の袋(腋窩嚢)が縮小し、可動範囲が制限されます。
- ハイヒアルロン酸の低下: 関節液中の潤滑成分が減少し、関節の動きが悪くなります。
📊 病期分類(国際標準)
四十肩は医学的に3つの段階に分類されます。病期を正確に診断することが、適切な治療選択に不可欠です。
⚠️ 危険因子
- 糖尿病: 代謝異常による関節組織の脆弱化。糖尿病患者は10~36%の頻度で四十肩を発症します。
- 甲状腺機能障害: ホルモンバランスの異常が関節組織に影響。
- 長期の不動化: 骨折後の固定やカラー着用により、関節包が硬くなります。
- 外傷(肩脱臼など): 肩損傷後に高い頻度で発症します。
- 非利き手の好発: 利き手でない肩に多く発症します。
- デスクワークと不良姿勢: 猫背や巻き肩により、肩関節への機械的ストレスが増加。
姿勢と肩関節周囲炎の関係性
現代の生活様式、特にデスクワークの増加に伴い、不良姿勢が肩関節周囲炎の発症・悪化に深く関わっていることが認識されています。
猫背(胸椎後弯)と巻き肩(肩甲骨の前方化)の影響
❌ 不良姿勢(猫背・巻き肩)
特徴:
- 背中が丸くなり、肩が前方に位置
- 頭が前方に出ている(ヘッドフォワード)
- 肩甲骨が外側に開いている
結果:
- 肩関節に不均等な負荷
- 回旋筋腱板(ローテーターカフ)の過緊張
- 関節包への継続的なストレス
- 血流低下と栄養供給不足
✅ 良い姿勢(正中位)
特徴:
- 背すじが伸びている
- 肩が自然な位置にある
- 肩甲骨が背中に沿っている
結果:
- 肩関節への均等な負荷配分
- 回旋筋腱板のバランスと安定性
- 関節包への過度なストレスなし
- 良好な血流と栄養供給
医学的根拠
複数の国際的な研究により、以下のことが明らかにされています:
- 猫背姿勢は肩甲骨の位置異常(肩甲骨内転筋の弱化)を招き、肩関節の不安定性を増加させる
- 巻き肩により、肩関節の回外(外回転)制限が生じ、四十肩のリスクが3倍以上に増加
- 胸椎の柔軟性低下と肩甲骨可動性の制限は、初期痛から慢性化への進行を促進
- 正しい姿勢維持により、肩関節への不要な機械的ストレスが軽減され、治癒期間が短縮される
実際の症例・ビデオ
四十肩の施術紹介
Genki鍼灸整骨院での四十肩に対する実際の施術内容をご紹介します。
四十肩のホームケア方法
自宅で簡単にできる四十肩の改善エクササイズをご紹介します。
病期別治療計画
四十肩の治療は、患者さんが現在どの病期にあるかを正確に診断することから始まります。各病期に応じた適切なアプローチにより、回復を最短化し、後遺症を予防します。
第1病期:疼痛期(フリージング期)
期間: 2~9ヶ月 | 主症状: 強い痛み、初期段階の可動域制限
| 治療目標 | 主な介入 | 通院頻度 | 自宅ケア指示 |
|---|---|---|---|
| 炎症抑制 痛みの軽減 |
• 鍼灸治療(関連穴位) • 電気療法(低周波) • アイシング指導 • 温熱療法(軽度) |
週2~3回 (2~4週間) |
• 患部のアイシング(15分×3回) • 抗炎症薬の服用(医師指示) • 無理のない範囲での軽い振り子運動 • 睡眠姿勢の工夫(患側下向き回避) |
第2病期:拘縮期(フローズン期)
期間: 4~12ヶ月 | 主症状: 痛みの軽減、著明な可動域制限(拘縮)
| 治療目標 | 主な介入 | 通院頻度 | 自宅ケア指示 |
|---|---|---|---|
| 可動域改善 拘縮軟化 |
• 関節モビライゼーション • ストレッチング(段階的) • 筋膜リリース • 温熱療法(高周波含む) • 運動療法の強化 |
週1~2回 (8~12週間) |
• 温熱後のストレッチング(毎日) • 対角線運動(PNF) • 滑車による可動域拡大運動 • 患側を使った日常活動の促進 |
第3病期:回復期(ソーイング期)
期間: 最長3年 | 主症状: 痛みと拘縮の段階的改善
| 治療目標 | 主な介入 | 通院頻度 | 自宅ケア指示 |
|---|---|---|---|
| 機能回復 予防継続 |
• 筋力強化運動(回旋筋腱板) • スポーツリハビリ • 動的安定性トレーニング • 姿勢矯正運動 • 予防エクササイズ |
週1回以下 (月1~2回) |
• 予防的なストレッチング(週3回) • 回旋筋腱板強化運動 • 姿勢改善トレーニング • 定期的なセルフチェック |
Genki鍼灸整骨院グループの治療アプローチ
Genki鍼灸整骨院グループは、国際的なガイドラインに基づきながら、患者さん個別の病期と症状に合わせた3段階のカスタマイズ治療を提供します。
🔍 今の病期を的確に判断
痛みの状況、専門的な身体検査(可動域測定、整形外科的検査)、姿勢、動きの連動性を総合的に評価し、現在の病期を正確に診断します。
⚡ 多角的治療の組み合わせ
鍼灸、徒手療法、物理療法、運動療法を病期に応じて組み合わせることで、痛みと拘縮の両方に対応します。
👥 姿勢・生活習慣指導
猫背や巻き肩などの不良姿勢が原因の場合、デスクワークの工夫や自宅でのエクササイズを含めた包括的な指導を行います。
📊 進捗管理と治療調整
各通院時に可動域や痛みレベルを測定し、治療計画を動的に調整。効果がない場合は医療機関との連携体制を活用し、医師の診察や専門的治療への照会も行います。
🏥 医療機関との連携
医療機関との連携体制により、必要に応じて医師による画像診断(MRI)やステロイド注射、外科的治療への照会を行い、最適な治療経路を確保します。
📱 予防とセルフケア
治療終了後も再発を防ぐため、長期的な予防運動と姿勢管理の継続をサポートします。
施術の流れ
Genki鍼灸整骨院グループでの治療プロセスの詳細をご確認ください。
よくあるご質問
料金・コース
Genki鍼灸整骨院グループの四十肩・五十肩治療の料金詳細をご確認ください。保険診療と自費診療の両方に対応しています。
詳細な料金情報については料金ページをご参照ください。
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【初回施術について】
■料金
保険と自費合わせて:2500円+保険(3割負担1000円)合計3500円
自費のみご希望の場合:約30分6000円
鍼施術をご希望の場合:+1000円
■初回施術時間について
初回の施術時間は約30分ほどです。問診から治療方針のご説明までを含めた所要時間は約60分程度となります。丁寧な問診と説明で、安心して治療を受けていただけます。
※施術時間はあくまで目安で前後する可能性があります
■2回目以降について
当院では、症状に合わせた継続的なケアをおすすめしています。
都度払いのほか、お得な【回数券】や【会員プラン】をご用意しております。
\ こんな方におすすめ! /
✅ 定期的にメンテナンスしたい
✅ できるだけコストを抑えながら通いたい
✅ 予約を優先的に取りたい
詳しい料金・プランは、スタッフまでお気軽にお尋ねください!

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