こんにちは!本日は多くの方の悩みのタネである膝関節の痛みの話をしていきます。中高年よりだんだんと膝の痛みや不快感、違和感を自覚してくる人が増えていきますが、この時に「この痛みの原因は関節の変形や軟骨の擦り減りかな・・・?」と思ってしまう方が多いのですが、結論から言うとそれはえは勘違いです!!!厳密に言うと最終的な結果として関節の変形や軟骨のすり減りが起きてしまうことはありますが、初期症状などでは別の問題の影響が多いです。
ご自身の膝関節で一体どう言うことが起きているのか、今起きている痛みが何なのか、そこをご自身の力で明確にしていくのは至難の業です。ですので是非プロにお任せください!まずは膝関節を構成している骨(大腿骨・脛骨・膝蓋骨)がどうなっているのか、靭帯や軟骨、半月板がどうなっているのか、これは医療機関で専門医の診察と画像検査が必要です。なかなか痛みがひかない、だんだんと症状が強くなっているなどあれば整形外科への受診をおすすめします。また診断されてからは起きている問題に対してアプローチが必要です。耐え難い痛みが出ている方は膝関節内にブロック注射をうったり、手術も考えられるほどになります。しかし、できることであれば手術は避けていきたいですよね・・
私たちもできる限り手術の選択を先延ばしにする、手術をしなくてもよい状況を目指していきたいと考えています!膝痛のお困りの方はお近くのGENKI鍼灸整骨院にお越しください!
では実際に膝の痛みが起きている時は何が起きているのか、どう対処していくべきなのか解説していきます!
膝関節が痛い!?その理由は?
階段の上り下りをしている時や立ち上がった瞬間にズキッと痛くなった経験はありますか?また歩いているとだんだんと膝が痛くなってしまう、夕方になるとだんだんと膝が腫れてきて痛くなってくるなど、人によっても症状の出方はさまざまです。最初は違和感レベルで我慢できていたものが、徐々に進行してしまい、運動量・活動範囲も少なくなってしまい動くことが億劫になってしまいますよね。
膝関節の中で何が起きてしまっているのか整理してみましょう。
①膝関節周囲の筋肉の硬さと筋力の弱さ
関節を動かすのは筋肉であり、まずその筋肉が硬いと関節の可動域を狭めてしまったり(関節可動域制限)、筋力をうまく発揮しにくくなってしまいます。全身の筋肉は適度な硬さを保つため、関節は正しい位置でスムーズに動きます。しかし、生活習慣で筋肉が硬くなったり、運動不足で筋力が衰えたりすると関節がねじれた位置で動くことになります。そのことが原因で徐々に関節を構成している骨に小さな変形が進行してしまったり、一部の膝軟骨に負担がかかりやすい状況になったりします。
そのため、膝関節の痛みを解消するのであれば、筋肉の硬さをまず解消するだけでもかなり変化が期待できます!
そして筋力の弱さも非常に痛みと関連しています。特に膝痛と関連しているのはふともも前の筋肉である大腿四頭筋は重要であり、この大腿四頭筋が弱くなると膝関節にかかる負担が増大し、痛みを引き起こすことがあります。膝周りの筋肉を強化することで痛みを軽減することができるので徹底的に行っていきたいトレーニングの一つです。
②膝関節の隣接関節(股関節・足関節)の影響
膝関節は股関節と足関節の間にある関節であり、膝関節単体が原因で痛みが出ることは少なく、隣接している関節の影響で痛みが出ることが多いです。人の身体は全身繋がっており、全身の筋肉を連動させて動作として行います。このことを運動連鎖といい、人が効率よく動作を行うには無視できないものです。その運動連鎖には上から影響のある連鎖を下行性運動連鎖、下から影響のある連鎖を上行性運動連鎖といいます。
どうしても膝関節に痛みがあると「膝が悪い!!」と思いたくもなりますが、むしろ膝関節は被害にあっている方で、根本的な原因はその近くの関節だったり・・ということもしばしば見られます。しかし、なかなかそれをご自身で理解してアプローチしていくことが難しいと思いますので、その場合にはぜひお近くのGENKI鍼灸整骨院までご相談ください!
③膝関節周りの組織の影響
膝関節は曲げ伸ばしのような動きだけでなく、関節面で回旋運動が入ります。そのため曲げ伸ばしの際も実は回旋運動が生じています。やや複雑な構造をしていて、かつ間にある関節であること、そして膝関節を支える筋肉が多く靭帯などの組織も関節内外にあります。正常な軸運動で運動がなされている場合には痛みなどは生じませんが、なんらかの理由で軸がずれてしまうと正常な軸で動きができず、その結果膝関節の周りの組織が伸ばされてしまったり圧縮されてしまったりストレスがかかり痛みが出てしまいます。
歩行などの動作は繰り返しの動作になるためちょっとしたストレスでも何度もストレスを受けているうちに徐々に痛みが強くなってしまいますし、またこの痛みを避けようとして別の組織に負担がかかる、という負のスパイラルに陥ることもあります。
今日からできる対策は!?
膝の痛みはいきなり関節の変形だったり軟骨のすり減りが・・ということはありませんが、最終的な結果として起きてしまうとなかなか思うように動けなかったり、手術が適応になってしまったりします。将来、膝の痛みなく健康で歩き続けるためにも今日からできる対策をご紹介します!
①エクササイズ・ストレッチの習慣をつける
上の(1)でも述べたように筋肉の硬さや弱さによって膝関節は痛みを引き起こしやすくなります。まずは正常に膝関節を動かせるようにするためにもちょっとしたエクササイズやストレッチの習慣をつけるようにしましょう!
ただ、どこをストレッチしてよいかわからない、エクササイズの方法がわからない!という方はお近くのGENKI鍼灸整骨院までご相談ください。一人でも安全に、そして効果的な方法をお伝えさせていただきます。
②姿勢の意識や環境設定の見直し
前述したように膝関節は間にある関節のため姿勢によっての影響も大きいです。いい姿勢を維持できるように意識することや身の回りの環境設定も見直しが必要です。また足元の影響を受けやすいため普段履いてる靴を確認することも大切です。靴底が大きくすり減っていることで足元のバランスが悪くなり、その影響が膝にくることもあります。
何気ないものが実は膝関節に影響しているかもしれませんので、一度見直してみてください!
当院では姿勢の評価や施術を通じて良い姿勢を獲得できるプランを提供できます。是非お一人で悩まずお気軽にご相談ください!
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